No.8 よりよい当事者会を目指して ~参加者アンケートから見えたもの~

研究発表会

サービス改善分野

大宅咲子(奈良県発達障害者支援センター でぃあー)

アブストラクト

でぃあーでは、発達障害のある大人(疑いを含む)を対象とした2つの当事者会[ならサタ]と[WITH]を月1回のペースで開催している。当事者会とは、当事者同士の交流を通して、発達障害特有の困り事や悩みを共有し、意見交換をすることで、個々が持つ「生きづらさ」を少しでも解消・緩和し、同じような立場の人と出会うことで仲間がいることや安心して話せる場所の存在を感じることを目的とした集まりである。 

本研究では、主催している当事者会の1つである[ならサタ]の参加者を対象に、今年度【参加者アンケート】を行い、参加者が当事者会に期待することや感じていること、会の進め方などについての意見を聞いた。このアンケート結果をもとに、当事者会のあり方や課題を調査し、安心して参加できる当事者活動となるように検討していった。 

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. おそらくコロナ禍で始まったWEBの形態ですが、参加者からはその方が参加しやすいという意見が出ていたことも今のこの状況から見えてきた事なのかもしれませんね。参加者が参加しやすい形態が引き続き声を聴く中でみつかるとよいですね。

  2. 話す事が得意な人ばかりではないと思うので、話しても話さなくても良いとゆうルールは、より参加しやすくなったように感じました。
    何よりも参加者の気持ちを第一優先している事がすごく伝わってきました。

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