No.11 アセスメントシートの実施に向けて

サービス改善分野

山口千佳(児童発達支援センター 仔鹿園)

アブストラクト

昨年度、仔鹿園では子どもたちの姿を捉え、子どもたちに合った支援をするために園独自のアセスメントシートを作成しました。今年度は達成基準表を作成し、それをもとにアセスメントシートを実際に使用してみました。そして、職員で意見を出し合うと、様々な改善点が見えてきました。再度、アセスメントシートを使う目的や時期を見直し、また、チェック項目や達成基準表の内容を再確認し合いました。(項目の削除や追加、文言の書き換え等の作業をしました。)その後は、もう一度アセスメントを実施し、評価・改善を行います。このように、実施と見直しを繰り返し、園全体の子どもたちに合うアセスメントシートになり、職員にとっても使いやすい物になるよう話し合いを重ねています。来年度の使用に向けての取り組みの過程をポスターにて報告します。

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. 評価の項目は、基準を明確にしておかなければ、評価が属人的になってしまうことがあり、曖昧な評価しかつけられないことがありますが、その課題を洗い出し、細かく改善を重ねられている様子が分かりました。また、項目だけでなく、記入するシートの使いやすさにもこだわり、枠の広さや項目の書き方、細かな文言にもこだわっておられるところがとても良いと思いました。

  2. アセスメントシートの項目についてや評価の方法については、大変悩ましい所であり、いつも児童発達支援で使用されているものを参考にすることが多いです、今回も勉強になりました、ありがとうございました。

  3. アセスメントシートを見やすく工夫することで、子どもの育ちを職員間での共有がしやすくなり、より良い支援ができると思います。見直しは大事ですね。

  4. 日々成長していく子ども達の姿に合わせて定期的に内容を再確認し合うことはとても大切なことだと思いました。ありがとうございました。

  5. 子どもの育ちのニーズとそれを満たす大人の具体的なサポートは変化していくので、定期的に形式を見直すのは大切だと感じました。ありがとうございました。

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