大槻翔・黒田智恵子・中村明日香(極楽坊保育園)
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アブストラクト
保育を行う上で、環境の構成は欠かせません。私たちは“より良い環境”の元で子ども達に遊んで欲しいと願っています。今回、子ども達がじっくりと遊びに没頭できる環境を“より良い環境”と考えました。3歳児の保育室内での自由遊びに焦点を当て、子どもの様子を観察しました。
これまでは、遊び毎の遊ぶ場所を大まかに決めていました。色々な遊びが混ざり合い、集中できていない子どもが多くいました。これを課題とし、自由遊びの際は机と椅子を出し、ブロック、粘土、塗り絵はそれぞれの机で遊ぶというルールを定めました。 その結果、遊びに深みが出たり、集中して遊べるようになるという結果が得られました。更に、これまで保育室内を走り回っていた子どもが遊びに没頭するようになったことで、危険の伴う場面が減るというメリットがありました。
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第24回宝山寺福祉事業団研究発表会