業務改善分野
田村佳奈子・増田実希子(いこま乳児保育園)
アブストラクト
コロナ禍でマスクを着けて保育をする際、口元が見えず、子ども達に保育士の表情や言葉がちゃんと伝わっているのか不安になった。そこで、保育中どの場面で不安や困り感を感じるか保育士にアンケートを取ったところ、食事の場面で一番不安を感じていることが分かった。お互いの安全をしっかり守りながら、その場面だけでも口元を見せることができるマスクはないかを園で話し合った結果、手軽に継続して使用していくことができるマスクを自分たちで考えて作ることにした。実際の食事介助で使用することで、保育士の不安がどれだけ軽減されていったのか、又子どもたちはどのような反応を見せてくれたのかを、ポスターで報告させていただきます。ぜひご覧ください。
第25回宝山寺福祉事業団研究発表会
コメント
市販のものに頼らず、手作りで課題を解決していこうという姿勢が良かったと思いました。子どもたちは、マスク生活にも慣れて不安に思うことはないかも知れませんが、しっかりと表情や口元の動きを伝えることの大切さを保育士さん達が感じ、取り組みにつなげられたことが大きいと思いました。
何事も創意工夫ですねえ、、、、感心(感動)しました!養育者のマスク弊害の懸念は言われて久しいですが、それが3年後、5年後、いや10年後どんな影響を及ぼすのか今は想像の域を出ませんが、私はこの問題にすごく関心があるので、興味深く見せていただきました。
マスクをしての保育が当たり前になってきましたが、子どもには保育士の表情がどう伝わっているのだろうと不安になることがあります。クリアファイルマスク素敵なアイデアですね!口が見えるだけで、やはり子どもへの伝わり方がぜんぜん違うというのが動画の子どもの様子を見てよくわかりました!さっそくマネして作って、歌や絵本の読み聞かせの時など使ってみたいと思います。ありがとうございました!!
マスク生活が当たり前の日常。子どもの成長発達に同様な影響がこれから出てくるのか心配中、口元が見えるマスクを作り実践する。動画を見ると子どもたちの様子もよくわかりました。こんなマスクが安く手に入るといいなあと思いながら見ていました。
スライド式にするというアイデアがうまれたことは沢山考えて、工夫してを繰り返した たまものだと思います。
また保育士の働きかけに応えようとする子どものこころも動画から感じられました。多くの工夫をありがとうございまいた。そして大変おつかれさまでした。
マスクでの生活に慣れ、子どもたちもその姿に慣れているようでしたが、口の動きが見える場合と見えない場合には違いが生じているのだと改めて気付くことが出来ました。ありがとうございました。
今回のポスター発表で食事の際子どもたちが口元をよく見ているのだと改めて感じました。長い時間つけていると曇ってしまいますがスライド式で取り外しできるので洗って繰り返し使えるのがいいなと思います。いち早くマスクがとれる生活を送っていきたいです。ありがとうございました。
動画でこどもたちの様子がすごく分かりました。
マスク生活が当たり前のこどもたちにとって、安全に口元が見えるのはいいなぁ、と思いました。
入園時からずっとマスク姿に慣れている0歳児は初め口元が見えることに驚いた表情をしていましたが、感染対策を行いながら口元の動きを伝えるには口元が見えるマスクはとても分かりやすいと思いました。
これからも食事の時間だけではなく、遊びや絵本の時間にも活用できるように工夫していきたいです。
普通のマスクだと「あぎあぎ」等の言葉掛けも口が見えず伝わりにくかったが、口元が見えることで保育士の口の動きや表情を見て真似ることができるので子ども達にとって分かりやすくてとても良いと感じました。
引き続き、感染対策をしっかり行いながら子ども達と楽しい食事ができるよう工夫していきたいです。ありがとうございました。
繰り返し使用でき、表情も見える点からフェイスシールドが理想だと思っていましたが、食事の介助の面では口元を強調するこのマスクのタイプが子どもには注視しやすく、かえって分かりやすくて良いと思いました。
感染予防しながらも楽しい食事の時間が持てるよう工夫を重ねていきたいです。ありがとうございました。