組織活力アップ分野
藤田由紀恵・名城沙月・中谷幸世・鈴木沙梨(こども支援センターあすなろ)
アブストラクト
あすなろでは職員の資質向上のために、毎年、職員研修の内容をアンケートで決めています。
昨年度のアンケート結果は、「新しい遊びや、運動遊びについて知りたい」という職員の声が多く、そのテーマに基づいて、研修を行いました。
各クラスの現状やニーズを出し合い、「いままでにない、新しい遊びを考えよう。」「他のクラスの先生から、客観的に立案してもらえたら、新しいアイディアが生まれるかもしれない!」と、発達年齢やそのクラスの子どもたちの発達に応じた療育を立案することにしました。
今回の取り組みから、新しいアイディアの遊びに興味を示すこどもたちの姿がみられました。職員にとっても、遊びを全体で共有することで、一人一人の保育の引き出しが増えることに繋がりました。
今後も、職員同士で話し合いながら日々の保育に取り組んでいきたいと思います。実践例として2クラスの保育内容をポスターに掲示しておりますのでご覧ください。
第25回宝山寺福祉事業団研究発表会
コメント
いろいろな外部の研修などを通じて職員の皆さんが得てこられた知識を、一つに統合していくことであすなろオリジナルの「遊びの知」が蓄積されていく過程が現れていたように思います。また、法人内の同じ関係の施設での横の繋がりで共有していけると、さらに発展するかも知れませんね。
発表の先生の笑顔と声が素敵です。きっと7つの遊びすべてすてきなんでしょうね。一つ一つの遊びに楽しさだけでなくいろんな思いが込められているのですね。
子どもたちの発達に即した遊びをどんなふうにしていくのか?子どもたちが楽しめる遊びとは?保育士間で共有するためには、クラス間ではなくあすなろとして冊子にまとめられているのはいいですね。参考にしたいものです。
保育士間での情報共有やアイデアの交流が、日々の保育に活用できるように工夫されてることが伝わってきました。みんなで協力しながら引き出しを増やしていく楽しみもあるのかなと思いました。
冊子を通して保育のアイデアを共有できるのはステキですね。新たな遊びに保育士も楽しんで誘いかけることで、子どもたちもワクワクして参加出来ると思います。ありがとうございました。
冊子を作ることで、遊びについての情報を共有できるのでとても良いなと思いました。先輩の先生方の知識を参考にさせて頂きながら、自分自身の保育スキルの向上にも繋がると感じました。
ありがとうございました。
各クラスが普段どんな取り組みをしているのか見る機会がないので、こんな保育アイデアがあるんだぁと感じる機会は同じクラスを受け持つ保育士との間でしかありません。クラスを越えてアイデアを出しあったり、客観的に保育内容を見つめる。また、冊子による共有はとても良いと思いました。ありがとうございました。