No.5 自分らしい生活に向けての支援 ~日々の気付きの共有~

研究発表会

業務改善分野

山田尚美(はあとぽーと梅寿荘)

アブストラクト

昨年は、「訪問介護員ってご存じですか」というタイトルでヘルパーの仕事についてのポスター発表を行いました。私たちヘルパーは、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて活動していますが、昨年のアンケートでは14%のヘルパーは訪問介護計画書をみていないことがわかりました。訪問介護計画書には利用者がその人らしく在宅で暮らしていくための、概ね12ヶ月の長期目標と概ね6ヶ月の短期目標が書かれています。ヘルパーが目標達成に向けて必要かつ的確な支援をするためには一人一人の目標を正確に認識することが欠かせません。 

そこで、利用者全員の目標をヘルパーに再確認してもらい目標に対して「できていること」「出来ていないこと」を考え、気づきを共有し、そこに近づくためにはどのような支援が効果的なのかを話し合い、実践してみました。利用者の様子、ヘルパーの意識、ケアの内容がどのように変化したか?結果はポスターでご覧ください。 

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. くろ より:

    自宅でサービスを提供するヘルパーさんは、利用者の話も聴きやすく、関わりの中での気づきは、ケアプランの目標達成のために大変重要な情報だと思いました。

  2. たなか より:

    在宅支援をするうえでその方の事をよく知り、ヘルパー同士で共有する事で、個別に計画されたその方への支援がより深く支援できることだということが良く分かりました。ありがとうございます。

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