No.3 色々な野菜を知り興味を持とう 

研究発表会

業務改善分野

奥村葵・坂上茜・本間芽衣・松田幸子(いこまこども園) 

アブストラクト

3歳児クラスでは、前年度から保護者との連絡ノートや口頭のやりとりの中で、子どもの野菜嫌いによる偏食の悩みが上がっていた。そこで、野菜に触れる機会を増やすことで、親しみや興味が湧き、食べる意欲に繋がるのではないかと考え、「食育計画」を見直した。 

保護者の声やアンケートを元に、苦手な野菜を育てたり、匂いを嗅いだり断面を見たりしながら、実際に給食で食べる機会を設けた。触れてから食べることで、匂いや色の違いを不思議に感じながら親しみを持って食べる姿が見られた。また、三色食品群を通して野菜を食べる大切さについても繰り返し伝えた。 

 活動後のアンケートから家庭では、食育だよりを発行したり、活動内容を掲示したりすることで、野菜の話題が増え、少しずつ食べてみようとする姿が見られるようになってきたという結果も出ている。子どもたちが今回の研究をきっかけに、これからも興味を持って野菜を食べられるよう活動を続けていきたい。

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. くろ より:

    自分も子どもの頃は野菜が好きではなかったな…。でも、自分の子どもには、野菜は体にいいから食べて欲しいと食事を作っていたことを思い出しました。今回の取り組みで、少しでも野菜に興味を持ち、食べてくれるようになったことは、保護者の方にとって嬉しかったことと思います。食育の大切さを改めて感じました。

  2. ナカイ より:

    意識や行動の変容には、先ず知る事や興味を持つ事が重要なんだと改めて学ぶことが出来ました。子どもたちの能動的な変化もあるかと思いますが、先生方の適切な関わりがあるからこそだと思います。はっきりと好き嫌いが出てくる年代でこのような取り組みは、保護者にも大変ありがたく参考になる取り組みだと思いました。

  3. たなか より:

    苦手な物も、食べる前から食べない事を選ぶより、その食材に触れ、感じ、興味関心を持つ事で自分の気持ちでたべてみようと感じれることが大切だと思います。こども達の興味関心が広がっていく事を願っています。

  4. ようこ より:

    食べることは、生きる力の源と常々思っていて自分の子どもにも小さい頃から野菜や魚などに触れる機会を沢山持ちました。この取り組みこれからも続けていかれることを願います。

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