No.10 こどもとつくる作品展 ~3学年での共同製作~

サービス改善分野

久保田詩織・山中真智子・中野優子(極楽坊あすかこども園)

アブストラクト

極楽坊あすかこども園では、今年度からこども園になったことで、より子どもが主体性を発揮できる保育をしようと、カリキュラムや行事の在り方を見直してきました。各年齢に合った保育とは何かをクラスで話し合い、その意見を持ち寄った中で、特に制作活動について見直す点が、あることに気づきました。そこで、研修で学んだことをふまえ、子ども自身が「やりたい」と思って取り組み、自分で考えて進めていくための環境を考え直しました。 11月に行った「作品展」の取り組みについても、テーマの決め方を見直し子ども達が今、何に興味関心をもっているのかをよく観察し、子どもとの対話からテーマを決めました。テーマは「恐竜と昆虫の博物館」です。感じたことや思い巡らしたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりできるように進めていった、作品展の様子をポスターにまとめました。

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. ウマーベラス より:

    今回のポスターは、年長児の姿が中心にまとめられているように思われますが、3学年共同の取り組みをする上で、年少や年中児といった年齢による発達の違いをどのように活かして製作を進めていくのでしょうか?どんな工夫や働きかけがあったのか、一つの行事を改めて見直してみるのもいいかもしれませんね。

  2. Yの喜劇 より:

    いつも感じるのですが、どこの園も作品展が立派すぎてただただ感嘆するばかりでしたが、改めて製作の過程をこのように解説してもらうと、なるほどとよくわかりました。

  3. コバ より:

    こどもたちが個々に主体性をもって、活動できるように子どもたちの様子を見ながら、環境整備をしながらの取り組みを、10の姿の項目に置き換えて検証され、子どもの育ちを確認し合うことの大切さを学びました。子どもたちが日々生き生きと活動できるような取り組みが重ねられるような保育をと改めて思います。

  4. 吉川 より:

    主体性を大切にし、子ども達が持ってるいる力を発揮できるような土台づくりを先生方が工夫して作られているということを感じました。子どもの思いを大切にしたくさんの経験ができるような環境を作ることの大切さを学ぶことができました。

  5. 宇田 より:

    子ども達の主体性が発揮できるように、計画的な環境作りと望ましい方向に向かうように促す土台作りへの工夫が分かりました。自由に思いが吐露できる環境と納得感を持って活動に参加できているか、
    これからの保育でも見直していきたいと思いました。ありがとうございました。

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