清見富美栄・青野可奈(ショートステイ延寿)
アブストラクト
ショートステイは、家族様の負担軽減の為にご利用される方が多く、認知症が進行している方に安心して生活出来る場を提供しています。認知症は様々な症状が表出する事があります。例えば、徘徊・幻覚・攻撃的言動・介護に対する抵抗なども、その内の1つです。
私達は、この不安や混乱の中にいる利用者様に対して、何か出来る事は無いかと考えました。認知症の方と向き合うツールとして、ひもときシート・24時間シートを使用し、利用者様に寄り添う取り組みを行いました。その中で、利用者様の言葉や行動の背景には、想いや願いがあると知り、それらをもとに自分史を作成しました。利用者様一人一人と向き合い、安心して過ごして頂けるように取り組んだ結果を、ポスターで報告します。
第24回宝山寺福祉事業団研究発表会