組織活力アップ分野
坂口文香(はあとぽーと梅寿荘)
アブストラクト
皆さんはヘルパーの仕事をご存じだろうか?ご利用者がその人らしくいきいきと毎日を過ごせる様に、ご自宅を訪問して身体的な介助や、家事援助等を行いながら日々の生活を支える仕事である。ヘルパーは何でもしてくれるお手伝いさんではなく、資格を持った訪問介護員である。介護保険法に準じて作成されたケアマネージャーのケアプランに基づき、ご利用者の生活を支える仕事をしている。現在、はあとぽーと梅寿荘では在職年数の平均は15年と長く、仕事の内容もわかっているとはいえ、時代は変わり、年々介護保険制度も見直され変わってきている。そういった所を確認し、再認識してみようと思った。初めにアンケートを取った結果、一部曖昧な部分があったため、皆がヘルパーの仕事を正しく理解するにはどうしたらいいかを考えた。その結果、ヘルパーの認識がどう変わったのか、再確認したヘルパーの仕事内容を発表することにした。
第25回宝山寺福祉事業団研究発表会
コメント
訪問介護は在宅支援の要であると思います。ケアマネとして、訪問介護事業所と密な情報共有と支援の方向性の確認をしなければと再確認させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。
訪問介護員のできること、できないことがこんなに細かく決められているとは知りませんでした。「なぜ」それができるのか、できないのか、ということも合わせて理解できるようにすると、納得しやすいのでしょうか。
ヘルパーさんのお仕事の内容もなかなかわかっているようで、改めてお聞きすると奥が深いですね。今後いろんな場面でお世話になるはず、勉強になりました。
ヘルパーの仕事は本当に多岐にわたることを改めて知りました。その中で業務としてできること、できないことの区別をつけていくことを共通理解し合い、利用者さんにとってより良いケアプランの作成に基づいた仕事ができると思います。
曖昧なまま進めるのではなく職員間で共通理解を深めることでご利用者様に安心で快適なケアを提供できると学ぶことができました。曖昧なまま進めるのではなく、しっかりと業務内容を見直すことが仕事を進めていく上でとても大切になると改めて感じることができました。ありがとうございました。
自身の業務内容に境界線を引くことは非常に難しいと感じる事はあります。しかし曖昧になると、職員間での行き違いに繋がり、かえって業務を拗らせることになることを改めて考える機会になりました。
今更だけど、業務内容を見直すということは円滑に業務を行なっていく上で必要なことだと感じました。
ありがとうございました。