No.6 地域づくりの第一歩。認知症サポーター養成講座でそっと手助けを。

施設改善分野

笹本奏・前川志乃(梅寿荘地域包括支援センター)

アブストラクト

高齢化社会が進んでいく中で認知症は誰にとっても身近な問題である。

認知症になっても、地域や人と継続して生活することができ、また地域の人々とよりよく生きる社会づくりを目指しながら、社会的孤立や認知症の進行を予防するための通いの場の拡大などを進めるための取り組みを実施している。

認知症があってもなくても、住み慣れた地域で共に自分らしく暮らし続けていくために、認知症を正しく理解し、認知症の方や家族を暖かく見守る応援者を1人でも多く増やすことができるよう、認知症サポーター養成講座を実施しているが、受講後、地域や職場でどのように活かせているか調べてみた。その結果、正しい知識があれば、地域で声をかけるなど活用できていることが分かった。私たち専門職が認知症の人に優しいまちづくりのために、どのようなことが出来るのか、考えたことをポスターで発表する。

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. 小学生をターゲットに絞った講座をしていることが、10代の受講者数の多さに繋がっているのでしょうか。もっと認知度を高めていくためには、ターゲットの年齢層に届くような伝え方を工夫していく必要があるように思います。認知症への理解はこれからもっとその必要性が高まってくることだと思います。

    • ご質問、ご感想ありがとうございました。
      小学生、中学生、一般向けと、サポーター養成講座の内容は年齢層に応じて準備はできていますが、10代の方へは今のところ小学生に出向いての実施が主になっています。ターゲットを絞り、幅広い年齢層に届くよう市内の地域包括とも検討していきたいと思います。
      ありがとうございました。

  2. 認知症サポーターの講座は何年か前に受けましたが、興味深くわかりやすく教えてくださり、子ども達も楽しみながら学べる内容でした。子どもも含めたくさんの人が学ぶことが大切だと思います。

    • ご視聴、ご感想ありがとうございます。
      核家族が多く、高齢者とのかかわりが少ない中で、認知症高齢者の日常生活をイメージするのは難しいだろうなと感じますが、少しでもイメージしやすいように講座内容を工夫し、楽しく学んでもらえるようにしていきたいと思います。
      ありがとうございました。

  3. 認知症の方が、住み慣れたところで、住み続けることができるように、周りのサポートが必要不可欠であるが、それを地域の中で見守り、的確な支援を行える環境づくりの大切さを改めて感じました。養成講座を受けた方々がどのような活動をされていて、またこの養成講座を地域の方々に幅広く周知していくにはどうすべきかということがわかりました。私自身もこれからの超高齢化社会に向けて理解を深めていきたいと思いました。

    • ご視聴、ご感想ありがとうございました。
      顔が見える関係作り、気軽に声をかけてもらえる関係作りをまず自分から実践していく事が大切だと実感します。
      認知症地域支援推進員として地域との関係性作りを頑張っていきたいと思います。
      ありがとうございました。

  4. 認知症の方が住み慣れた町で安心して生活することができる為には、地域の人々の理解と支えが重要であると知ることができました。その為に、自分自身が認知症への理解を深めていきたいと思いました。ありがとうございました。

    • ご視聴、ご感想ありがとうございました。
      理解を深めてもらうには繰り返し研修などを実施する事が必要だと考えますが、まずは「参加したい。学びたい」という気持ちになっていただく事が大切だと思うので工夫していきたいと思います。
      ありがとうございました。

  5. 認知症高齢者とその家族、介護者が住み慣れた環境で安心して暮らしていくには地域のネットワークが必要不可欠であると分かりました。そのためにまず正しく認知症に対する理解を深めていきたいと思いました。地域全体の取り組みにしていくためにも身近な高齢者に目を向け、支えていける一人でありたいと思いました。ありがとうございました。

    • ご視聴、ご感想ありがとうございました。
      認知症について正しく理解していただく為には、講座時や研修時にわかりやすく伝えることが大切だと思いますので職種や年齢に応じて、伝え方の工夫をしていきたいと思います。
      ありがとうございました。

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