No.4 姿勢ケアを標準的なケアに ~二年目の進化、深化を目指して~

組織活力アップ分野

羽山浩世・辻村万希・藤田千恵子・菊地翔(特別養護老人ホーム梅寿荘)林篤世(養護老人ホーム梅寿荘)

アブストラクト

ポジショニング委員会を設立し、2年目となった。本年より理学療法士が加わったことで、より「進化、深化」した姿勢ケアを目指し取り組んでいる。委員会活動は、定期開催時は、引き続き委員会内にて勉強会や、各ユニットにおける姿勢ケアの困難事例の検討会を中心に実施している。積極的に行っている取り組みとして、委員会にて抽出された課題や、現場スタッフから寄せられた検討課題について随時、ご利用者や、現場スタッフを交えて姿勢や、福祉用具の調整に関する検討や、調整の実践に取り組む時間を捻出し、実施を重ねる事で施設全体の取り組みの強化を図っている。不良姿勢を整えることにより体調にも変化が見られ、姿勢ケアを継続していくことに必要性や意義を感じている。今後は断片的なケアに留まらず、経過をみていくことでケアの継続性や実施の統一性、加えて、アセスメント力の強化について取り組んでいくことで姿勢ケアの標準化を目指していく。

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. ウマーベラス より:

    ポジショニングについては、延寿さんが発表するなど取り組みをされているかと思いますが、互いに情報共有をしたり、ノウハウを学んだりする機会はあるのでしょうか?また、延寿さんの取り組みとは違う部分や特徴があるとすればどんなことでしょうか?

  2. Yの喜劇 より:

    ポジショニング委員会とは、高齢者施設ならではですね。でも実は生うけてからをずっとた一説なことですね。いつまでもしゃんとしていたいものです。

  3. たな より:

    文字を色分けされていてとても見やすかったです。ポスターを読みながら、姿勢を考え工夫・実行する事はピースサインをされているご利用者様の姿が全てを物語っているなと感じました。

  4. コバ より:

    姿勢ケアは昨年から引き続き取り組んでおられ、今年は理学療法士の方から学びながら、ご利用者さんがより快適に過ごすことができるよう工夫された様子がわかりました。ご利用者さんの記録を取ることで、ケアの進め方など職員間で共通理解し、工夫改善ができると思いました。

  5. 田村 より:

    快適に過ごせる高さや微調整を重ね、個々に応じてケアされている様子が良くわかりました。自分のために職員の方が丁寧に接して下さる有り難さが、ケアされる側の気持ちになって溢れてくる発表でした。

  6. 吉川 より:

    生活の中での姿勢ケアの重要性を知ることができました。課題に対して、実践したことを細かく記録に残しておくことで職員間で情報共有がでることは、ご利用者様が快適に過ごせることに繋がると感じました。保育においても子ども達ひとりひとりを大切にし丁寧に関わっていきたいです。ありがとうございました。

  7. 宇田 より:

    姿勢ケアの重要性とスタッフ全員が知識と技術を共有する必要性があることが分かりました。ご利用者ひとりひとりに課題と目標を持って継続的に取り組まれることでより意義のあるものになっていく。これは保育の現場でも共通すると感じました。個別ケアにより、安心して快適に過ごせる。保育においてもひとりひとりを大切に丁寧に関わる姿勢を大事にしていきたいです。ありがとうございました。

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