No.9 「保育士のリフレッシュタイム」

研究発表会

業務改善分野

原田愛子・川﨑香織(あすかの保育園)

アブストラクト

保育士はクラスから離れることが難しく、ゆっくりと休憩がとりにくかった。職員間で話し合い、現在では交代で子どもや保育室から離れて休憩することが定着してきている。しかし場所が狭かったり、保育や業務が気になり落ち着かなかったりと、休憩をしても気持ちの切り替えには至らなかった。そこで、「ゆったりと過ごしリフレッシュすること」と「好きなことをして過ごす時間をとること」を目的とし、ホールの一角をパーテーションで間仕切り、休憩の環境を整えた。また、保育士の動きを表にして各クラスの業務の見直しを行い、担任とパート保育士による業務の分担を行った。その結果、休憩を自分の自由な時間として有意義に使うことで保育士の満足度や意欲の向上が見られた。 

第25回宝山寺福祉事業団研究発表会

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コメント

  1. 職員間の情報の連携・業務の可視化・環境整備等工夫することで休憩時間の質の確保に取り組まれた大変興味深い研究だと拝見いたしました。今後の経過についてもぜひ伺ってみたいと思いました。

    • 十分な休憩時間の確保が難しいと常日頃から思っていました。
      また休憩していても、その後の業務の事を考えながらになりがちで、リフレッシュできたとは言い難いものでした。
      しかし、業務内容を精査し協力しやすい体制をとる事で、業務から本当の意味でも離れ、リフレッシュできるのだということが分かりました。
      リフレッシュタイムによるその後の作業効率、保育の質の向上は確かなものだと思います。是非参考にさせて頂きたいと思いました。

  2. 保育士として長年痛感している案件を拝見して私たちにも出来ること参考にさせて頂きたいと思いました。

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