No.4 固定観念を覆す排泄ケア
西田明美・中野純・中山慎也・田中真輝・永田可緒里・矢野寧奈・道前淳子・笠川裕香子(やすらぎの杜延寿 排泄委員会)

アブストラクト
お尻に床ずれがあり、ベッド上でほとんどの時間を過ごすM様。治療を続けるがなかなか治らない中で、おむつ内の蒸れが原因ではないかと意見が出ました。M様の不快感を軽減するためにも、グループ職員は蒸れを軽減すべく尿取りパットの当て方を再検討しましたが、解決には至りませんでした。この悩みは排泄委員会に持ち込まれましたが、そこでも決定的な提案は出ず、パット類を購入しているメーカーに相談をしました。メーカーが提案した方法は3種類ありました。どれも目新しい排泄アイテムの使い方であり、使用したことのないパットもありました。グループ職員はそれらの方法を試し、事細かに記録に残してどの方法がM様にふさわしいのかを探ることなりました。詳しい取り組みなど、ポスターで報告いたします。

第24回宝山寺福祉事業団研究発表会
6 Replies to “No.4 固定観念を覆す排泄ケア”
メーカーさんと話し合い実践することで、利用者さんにとって最適なものを作ることができ、素晴らしいとおもいました。
利用者様にとってより快適で安心出来る生活がおくれるという視点を大切にされているのが伝わりました。
スッキリとまとめられていて、動画があることで大変分かりやすかったです。
少しでも快適に過ごせるようになんとかしたいと工夫される熱意と発表者のパワーをとても感じました。動画もわかりやすかったです。
メーカーさんとの協働というのも紹介の仕方も斬新、利用者さん一人ひとりの状況や課題にチームで向き合う姿勢に、頭が下がります。
様々な使用方法があることがわかり、今回の内容は動画があったことでよりよく理解出来ました。